福井県におけるJAの健康管理活動は昭和30年台から始まり、当時は農村婦人の貧血や農夫症などが問題となり、女性部活動の一環として取り組まれました。
昭和40年8月に第1回農民健康会議が開催され、組合員とその家族の健康をいかにして守るか研究討議され、昭和47年の福井県農民の健康を守る総点検運動が始まり、県をあげての運動が強力にすすめられました。
その活動の中で健康管理を専門に行う厚生連の必要性が提起され、昭和49年9月に厚生連が設立されました。今日まで県下JAと一体となって、組合員、地域住民の生活習慣病や寝たきりを予防し、生涯を通じた健康づくり活動を推進するとともに、介護の必要な高齢者の自立した生活を支援する活動に取り組んでいます。